祝!天草しもうら弁天会『信友社賞』受賞
 

信友社賞受賞のお祝い

 

   
 
   
 
  〜しもうら弁天 会信友社賞受賞のお祝い〜
  天草市長
  馬場昭治
   
 

 しもうら弁天会におかれまして、このたびの「第44回信友社賞」の受賞、誠におめでとうございます。
近藤会長様はじめ役員の皆様はもちろんのこと、地域住民の皆様も今回の栄誉をたいへんお喜びのことと存じます。
しもうら弁天会におかれましては、下浦町の歴史的遺跡である「下浦弁天石切丁場」を町の憩いの場、来訪者と町民の交流の場として整備するという目標のもと、平成29年に会を結成され、天草に300年以上伝わる「天草土人形」の伝統工芸を新たな形とした「下浦土玩具」の制作や、下浦町の名所旧跡を回るフットパスコースの作成など、伝統文化の継承に大きく寄与されております。
さらに、小学生の社会科見学の受け入れや、絵付け体験、親子絵付けワークショップの開催など、地域の子どもたちとの交流も盛んに行われており、まさに地域ぐるみの活動を実践されていることが高く評価され、今回の受賞に繋がったものと思います。
私は、中村前市長の急逝に伴い、令和3年2月に市長に就任させていただき、現在、市政を担う重責を日々感じているところであります。
この素晴らしい天草をより良くしていくために、何事も、「自分ごと」・「みんなごと」の気持ちが非常に重要であると考えており、市民の皆さまに対しましても、常日頃から、この気持ちを大切にして頂きたいと申し上げております。
しもうら弁天会におかれましては、地域の課題を「自分ごと」・「みんなごと」として捉え、まさに地域が一体となって様々な活動を展開されております。このような取組みを手本として、天草全体に広がることで、日本中、そして世界中が憧れる、どこにも負けない天草になるものと確信しております。
しもうら弁天会の皆さまには、今後とも、その先導役として、ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
しもうら弁天会の今後益々のご発展とご活躍をご期待いたします。

   
 
  第44回信友社賞受賞のお祝いそして信友社賞とは
  公益財団法人信友社評議員
  安田公寛
  (旧本渡市長・天草市初代市長)
   
  下浦弁天会の皆さま、この度の「信友社賞」受賞、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
ここで信友社について少し説明させていただきます。信友社は、昭和49年に産声を上げた財団法人です。熊本市在住の、ある篤志家からの寄付金を基本財産として創設されました。昭和51年からは毎年、地元熊本県内で学術・文化・体育の振興のために、それぞれの分野で地道に活動されている方々にスポットを当て、「信友社賞」として顕彰・助成をしています。平成25年8月に国から公益法人の認可を受け、同年9月には公益財団法人として法人登記を致して現在に至っております。私は一昨年、信友社が郷土熊本の活性化のために創設者の意思を大切に守り続けている団体と知り、評議員をお引き受けいたしました。
下浦弁天会の活動は私も日頃から存じておりましたが、今回の受賞となり大変嬉しく思っております。この信友社賞贈呈式には、これを受けていただく方は勿論ですが、関係の方々も多く出席されておりました。今年は、受賞された3名の方と1団体の下浦弁天会様から、信友社賞に至るまでの活動の熱い思いなどを語っていただきました。特に下浦弁天会様のスピーチは、出席された皆さまに深い感動を与えると同時に、信友社役員からも「信友社賞」の意義を再認識させていただいたと好評でした。
また信友社は、身体的負担を持つ児童生徒やその団体への学習資材の無償提供、保護者や支援者で組織する団体の学校活動・施設活動への助成も毎年行っており、これも信友社創立の精神が脈々と受け継がれているものです。
これら2つの公益事業以外に、平成30年1月には「信友社ひまわり奨学金」
が新しい事業として追加されました。これは、熊本県内の児童養護施設等に在籍する学生のための給付型の奨学金制度です。今後はこの制度を含めて3本柱の事業を定着させていく予定です。
このように歴史ある信友社賞を受賞されました下浦弁天会様の今後のご活躍を祈念しお祝いのことばといたします。
   
   
   
 
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