連載
その後の小さな杉暦
杉と文学は梅雨休み中。 雨の日には読書を、と思うのですが、少し忙しくて小説を読む気がしないので、今回は小さな杉暦でご紹介してきたスギとヒノキの生育状況をお伝えします。 杉キューの薫杉さんはあまりに溺愛しすぎて、スギーとヒノキーの具合が悪くなってしまったそうですが、ほったらかしでほとんど忘れさられているスギ鉢とヒノキ鉢は元気です。(薫杉さんにはわたしが博多にいくときに、この鉢から間引きしてお持ちしますね) 事実は小説より奇なり。小さな種から育った杉苗くんたちにもいろんな杉生があります。
すぎひのき
窓辺で育てている観葉密植杉三兄弟も健在(建材ではないよ)です。わたしが冬中、仕事しながら食べては、ずぼらして土の上においた干柿の種から芽がでています。この先どんな展開になるのでしょうか。
おまけもお休みします。ファンのみなさま来月をお楽しみに。
●<いしだ・のりか>フリーランスキュレ−タ− 1965年京都生まれ、金沢にて小学2年時まで杉の校舎で杉の机と椅子に触れる。 「人と自然とものづくり」をキーワードに「手仕事」を執筆や展覧会企画などで紹介。 近著「藍から青へ 自然の産物と手工芸」建築資料出版社 草虫暦 http://xusamusi.blog121.fc2.com/