新刊紹介
  『くさる家に住む。』 人と人、人と自然が共生する10の暮らし方
文/ 月刊杉編集部
   
 
 
 
 

『くさる家に住む。』
人と人、人と自然が共生する10の暮らし方

著 / つなが〜るズ(神田雅子/濱田ゆかり/林 美樹/平山友子) 
六耀社 ¥2,100(税込み)

   
 
   
  なんとも衝撃的なタイトルですが、この書名からピンときたスギダラメンバーも多いのではないでしょうか。著者のつなが〜るズは、建築士、シックハウス専門家、ライターという家づくりに関わる仕事をしている方々。彼女たちは日頃、自身の仕事を通して、木はもちろん環境全般に関心を持ち、よりよい暮らしや住まいの提案をしているものの、2011年の震災以後も日本の多くの家づくりやその価値観が依然と変わらない状況に疑問を持ち、これからの本当に豊かな家づくりを考えるヒントを求めて、これぞという10の住まいを訪ねました。その10の家の建築的なつくりだけでなく、住まい手とそこでの暮らしぶりをも紹介しているのが本書です。「くさる」という言葉の意図することや、つなが〜るズが見たこと感じたことに触れ、暮らしの本来の豊かさについて考えてみてはどうでしょう。お勧めの一冊です。
   
   
   
   
   
   
  ●<月刊杉編集部>
   
 
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