スギ関のスギキチです。
『月刊杉』への初投稿、めちゃキンチョー（汗）です。

スギダラ関西の歩みは２年前に始まりました。
そうです、初の全国的な集まりとなった２００５年３月の「吉野ツアー」からでした。

熱い厚いスギダラ吉野ツアーの後、狩杉、ホレスギ、出来杉、スギキチの男衆四人は悩んでおりました。
「これからスギダラ関西支部をどうやって盛り上げていこう？」
熱い想いはあるけれど、まずはどうしたらいいのかな？　sugio様に相談してみたら、「そりゃ色気だよー。色気が足んないよー」と、お答えが。よーしなるほど、女性部員を増やすぞー！おー！　　

・・・しばらくすると、出来杉さんが一人の女性木工作家さんをちょっぴり強引に連れて来ました。おおっ、あんまり怯えないでください。そんな変な集団じゃないですよ。スギダラの主旨を話すと、すぐに理解→賛同→入部してくれました。初のスギ関女性部員となる直杉さんです。ありがとうございます。

その直後、熱い男サワダラさんが滋賀で自然発生！　自動的にスギ関です。そうです、スギ関は許容範囲が地域も心もとっても広いのです。

そして、スギ関発足半年後、重要な広告塔となる巨人スギテル専務が満を持して入部！出来杉さんの後任として『月刊杉』への連載も開始となりました。

そして２００６年７月に新規入部者を釣り上げるための企画、スギ関BBQ大会を開催！吉野中央木材の倉庫内に特設ＢＢＱ会場を設営し、吉野杉の香りに包まれつつ、のＢＢＱとなりました。ここでは家具デザイナーを志す若者ガトーくん（後にニギリスギと命名）が、鮎の塩焼きに釣られて入部！

んー、でもまだ男ばっかりだー。なんとかならんかなー。と、思っていたら、スギダラ本部BBSに書き込みが。「みなさん初めまして、スギダラに新規入部させていただきましたウチダラです！」すかさず杉千代さんから「ウチダラはもういますんで、却下！」と、返信されているお笑いな人が。
笑っていると翌々日、吉野中央木材事務所に一人の女性が、「ウチダラで却下されたMori田と申します。たのもー！」と乱入！　彼女は後に吉野中央木材で三週間、世を忍ぶ仮の姿“ちっちゃいおっちゃん”として杉修行する事になる・・・。

そしてスギ関は彼女を皮切りに、いっきに女性部員が増えていくのであった。

ほどなく直杉さんがデザイナー杉天さんを連れて入部。つくづくスギダラは不思議な縁が多く、杉天さんは海外でスギテル専務の伯母に出会った事があるのが発覚！　

さて、その次に吉野中央木材事務所に現れたのは、「スギダラに入部したんですけど、杉に触れるお仕事ないですか？」と、就職活動に来たアメージング弥生杉さん！　ん〜む、どうしたものだか。とりあえずスギ関に入れておこう。その後、彼女は「こっち（吉野）に住むとこないですか？」と、再び訪れてきました。この移住計画は現在進行形となっており、スギ関裏プロジェクトへ発展していくかも？

新規入部者の嵐はまだまだ続きます。以前からスギダラ向きだと睨んでいた建築士ママに声をかけてみたところ、ご友人がスギダラ本部のファンだったようで、すでにスギダラをご存知でした。これは二人とも即入部！　ふらふらし杉さんと公園杉さんコンビ。まあスギ関の清原桑田みたいなもんです。ところで、ふらふらし杉さんは実は宮崎市出身で、後にミヤダラさん達との縁が判明していくのでした。う〜む感慨深いです。　

いっきに増えてきた部員達、そろそろみんな顔合わせしなければと、忘年会企画！　
動き始めた２００６年を締めくくる形で、Mori田さんのアトリエをお借りし、スギ関忘年会を開きました。

ここでMori田さんの友人杉庭さん入部！　女流庭師から見た杉とは？　新たな感性と知識はスギダラに風を吹きこんでくれそうです。ぴゅー。

そして、この忘年会でスギ関ブログを開設する事が決まり、２００７年１月より「スギやねん、関西（http://sugikan.exblog.jp/）」がスタート。怒涛の書き込みで、ほぼ掲示板と化しています！

その後、農学部出身の少女が吉野中央木材来訪、「杉挽いてる製材機見ると萌えますっ♪」との事。即入部。

そして２００７年３月の第１回定例会、現れたのはしゃべりっぱなしの大学教授、名付けてシャベリ杉爺さま（ほんとにいいのかそんな杉ネームで！？）。よくしゃべられるが、けっして嫌味などなく、深い知識を分かりやすく解説してくれるのでした。スギ関の知恵袋。

そんなある日、出来杉＆ますますね杉ご夫婦が寝杉太ちゃんを抱いて吉野中央木材事務所へ初来訪！「初めての杉タッチ♪」とかなんとか言いながら、寝杉太ちゃんに杉を触らせてます。早くも幼児杉教育です（笑）

スギ関の部員勧誘活動はまだまだ留まる事を知りません。
２００７年４月のスギ関in宮崎ツアーで「スギやねん、関西はっぴ」＆「出来杉クローン」でスギ関を猛PR！「なんで宮崎でスギ関部員勧誘してる！？能率悪杉だろ！」と、海杉さんにまで呆れられる始末。あの時、まじめに対応してくださった宮崎の温かい方々、ありがとうございます。

次はスギ関初のイベント、２００７年５月『ゆめのみ公園プロジェクト』中に現れた青年。「世のため人のため杉のために貢献したくスギダラに入部しました。無職ですけど。」・・・はい、君のスギネームはニート杉。

この公園プロジェクトでお世話になった工務店の“ぶちょー”さんも入部されました。
宴会時、手料理を作ってくれるぶちょーに、「ぶちょー、いいから座っててください！」とか初めは遠慮してましたが、最近は「ぶちょー、麻婆豆腐食べたい！」とか催促してます。ごめんなさいっ（笑）

５月に第２回定例会、６月にはシャベリ杉爺さまの京女の森ツアー・・・とイベントが続き、着実にスギ関メンバーが増殖しました。

「ええっと、もうそろそろ部員勧誘より、なんか活動しなければ。」と、思ったりしてる矢先、「スギダラに入部したんですけど、今年からアフリカ赴任しま〜す」とか言う人が現れたり。もちろん彼女は『スギ関アフリカ出張所員』任命！「アフリカでスギダラ会員募集します！」との事ですが、スギダラ会員証、アフリカまで発送ですか？　おいおい。　

そんなこんなで、個性溢れる愛すべきキャラクターがたくさん現れた二年間でした。

●<やまもと・さんしろう>
吉野杉・吉野桧の山林経営＆製材加工「吉野中央木材」勤務。
木材加工とホームページ運営管理を担当。
会員�ｂS４。スギダラ関西支部長。