連載
こんにちは。連載17回目です。 今月も奈良県吉野から元気いっぱいでお贈りします!
さて、今回は7月29日に行われた「スギダラ関西バーベキュー大会」のご報告をさせて頂きたいと思います。昨年に引き続き、スギダラ関西の聖地(?)である吉野中央木材の杉&桧だらけの倉庫で行いました。
スタート予定時間は午後1時だったのですが、そこはスギダラです。なかなか全員が時間通りには集まりません。そこで、せっかく吉野まで来てもらったので、製材所見学会を開催することに…。吉野杉の丸太を実際に製材して、その迫力を体感して頂きました。皮むきをする所から始まり、送材車付き帯ノコ盤(台車)で大割りする所を見てもらいました。
さて、そんなこんなで時刻は午後3時。だいたいのメンバーが集まった所で、バーベキュー大会スタート!。盛り上がったバーベキュー大会を写真で振り返ります。
そして、おそらく日本初、いや世界初であろう「流しスギめん」を敢行! 普通の流しそうめんは竹を使いますが、やっぱりスギダラですから、杉で樋を作りました。
夜も更け、辺りが静寂に包まれる頃、スギ楽器演奏会が始まりました。森羅万象音楽家のMIROKUさんによる杉カリンバの独奏会です。カリンバはアフリカに民族楽器であり、指ピアノとも呼ばれます。普通のカリンバは杉よりも堅い木で作るそうです。杉のカリンバはどんな音色になるのでしょうか?
杉カリンバの音色は本当に気持ちよかったです。杉の材質に影響されたからか、何とも柔らかで伸びやかな音でした。堅い木で作ったカリンバと聞き比べをさせて頂いたのですが、台座の木の種類が違うだけで全く違う音色!。個人的には杉カリンバの方が好みかも…。 この演奏はアンプを通じて、スピーカーから流したのですが、このスピーカーも只者ではありません。杉で作ったスピーカー「スギーカー」です。スギ関最年少で無職のニート杉君の手によるモノ。杉の梁材の端材を吉野中央木材から持って帰り、スギーカーとして返してくれました!
食べて飲んで騒いで…ばかりでなく、これからの活動計画の話も色々とありました。本当はこれがメインだったのですが…。
まず、前回のスギ関イベントである「公園フェスタ(http://sugikan.exblog.jp/5359879/)」でも協力しあった「ゆめのみ公園プロジェクト」の活動もされている公園杉さん、ふらふらし杉さんからの提案で、新たなイベント企画がスタートしました。 子供と杉との触れ合いの中で、スギ関でも遂に○○○を作ろう!という企画で、この秋の一大イベントです。詳細が決まり次第、スギ関ブログでも大発表させて頂きますので、関西の皆様はもちろん、全国の皆様のご協力をヨロスギお願いいたします!
そして、これはバーベキューの時には発表されなかったのですが、9月30日に大阪の万博公園で開かれるロハスフェアに、ニート杉君が乗り込みます。 ロハス(LOHAS)とは、ニート杉君曰く「Lifestyles Of Health And SUGI(健康とスギのあるライフスタイル)」の略語らしく、万博公園にスギダラの風を吹かそう!と意気込んでいます。こちらも応援をヨロスギお願いいたします!
いろいろと盛り上がったスギ関バーベキューだったのですが、ひとつ残念だったのが、同日開催予定だった「花火大会」と「吉野山灯り展」の延期でした。 吉野の素材(杉、桧、和紙など)で作った照明器具のコンテスト「吉野山灯り展2007」と、吉野川まつり花火大会が同日に開催される予定だったのですが、選挙の投票日延期の影響で翌週にずれることに…。
昨年から始まったバーベキュー大会ですが、2回目にして早くもスギ関の夏の恒例イベントとなりました。前回の趣旨は「スギダラ関西としての活動がほぼ皆無であり、何か動き出さないと!」いう事で、スギ関メンバーの親睦を深める為のバーベキュー大会だったのですが、この1年間で色んな繋がりでメンバーが集まり、メンバー間の交流が増え、雪だるま式にスギ関としての活動が活発化してきました。スギダラ関西のこの一年を振り返ると、杉が結び付けてくれた出会い、人と人との繋がりの素晴らしさを実感します。
年内のスギダラ関西、いろんな所から企画が溢れ出て、楽しスギです。 ブログ「スギやねん、関西」にて最新情報のチェックをヨロスギお願いします!
…また来年もバーベキュー大会やりたいなぁ〜