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特集 ティンバライズ九州展 「Let's Timberize! in 九州」 |
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九州の大学研究室による 「西道り」の木質化プロジェクト |
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Timberize City KYUSYU |
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福岡市中央区天神の西通りは大小様々なビルが建ち並び、いつも多くの人が往来する賑やかな通りです。九州内の大学研究室が中心となって、都市木造の可能性を示す10のプロジェクトを提案しています。プロジェクトの規模、建物の種類、実現可能性は様々ですが、設計・構造・耐火の観点から計画しました。 |
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「西道り」の木質化プロジェクト |
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FLOATING ARCHITECTURE |
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01 大分大学 合同チーム |
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メンバー |
石川友樹・山中遼平・竹田津誠二・中原健太郎・岡本大・畑中信二
松本彩花・青柳直希・河野孝太郎・ヌ野利博・岩崎在憲 |
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この建築は大樹のような建築です。2本の大柱で浮遊する建築空間を支え、路地から流れ込む人々が集い、憩うためのヴォイドを都市に挿入します。人々が木陰で涼みながら思いに耽るように、様々な気配を感じて生活できる、そんな建築空間を目指しました。 |
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大分大学 合同チームによる提案「FLOATING ARCHITECTURE」 |
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Komorebi |
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02 北九州市立大学 福田研究室 |
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低炭素社会を構築する上で木材の利用が促進されている。私達はそのような社会情勢の中で何を考え、どう行動するか、日本の林業には課題が多く残っている。
資源循環や低コストを考えたとき"間伐材の利用"はこれからの木質構造のキーワードになるだろう。 |
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北九州市立大学 福田研究室による提案「Komorebi」 |
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天神 WOOD SQUARE 西通り |
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03 九州工業大学 佐久間研究室 |
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メンバー |
久保井将太・杉村史子・今井悠介・寺本洋将・藤本泰弘・Ping He・佐久間治 |
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人間的な都市空間創出のための木質化とし、木造のスケールとテクスチャーを重視した。日本建築が扱ってきた人間的モジュールを採用した積層フ レームと、これに45度で交差する別モジュールの木質感溢れる空間とで建築を構成し、都市広場の創造を試みた。 |
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九州工業大学 佐久間研究室による提案「天神 WOOD SQUARE 西通り」 |
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WOOD + ONE |
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04 九州産業大学 矢作研究室+ ABC 建築道場 |
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メンバー |
石橋一弥・宮本晴香・森 詩央里・吉田智尋 |
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都市に建ち並ぶペンシルビルはスパンが短く、木質化を受け入れやすいが、構造や耐火の性能 で難がある。木と異素材を組み合わせることで、素材間の欠点を補完し、新たな意匠表現を獲得することを試 み、実用性を 持った都市木造のペンシルビルを提案する。 |
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九州産業大学 矢作研究室+ ABC 建築道場による提案「WOOD + ONE」 |
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木質の森 |
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05 九州大学 芸工チーム(井上・田上・鵜飼研究室) |
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メンバー |
高城聡嗣・小木曽茜 |
模型製作協力 |
中土居宏紀・小山沢・三浦彩花・宮内美紀・鎮西武・藤田彩香
范懿・八谷靖子・飛松徹・伊藤緑・菊池沙耶 |
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福岡市に現存する唯一の戦前期のRC造校舎である大名小学校校舎は、2年後に廃校となる事が決まっている。
私達の提案は既存の校舎へ森の樹木や枝木の密度に呼応した木質空間を挿入する事により、コミュニティ空間として新しく再生させる。 |
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九州大学 芸工チーム(井上・田上・鵜飼研究室)による提案「木質の森」 |
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モクガハニカム |
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06 九州大学 末廣研究室 |
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メンバー |
徳永孝平・辻裕太・栫井寛子・Susira Phanratanamala・Kenji Fuentes |
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CLT等の集成材の技術により、「木造建築」はこれまでの枠組みを超えて、「木質構造」として甦ろうとしている。ハニカム構造を応用し形成された木質パネルによる構造体は、豊かな内部空間と耐火木質構造の新たな可能性を生みだそうとしている。 |
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九州大学 末廣研究室による提案「モクガハニカム」 |
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木と光の積層 |
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07 佐賀大学 平瀬研究室 |
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メンバー |
豆田千晃・峰沙由梨・坂井佑紀・中川圭司・高辻宏海
原田良平・外尾昂之・松本季大・阿比留大吉・陳迎吉 |
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LVL(単板積層集成材)を用いた木の塊を積層させ、必要な空間を掘り出した複合施設の提案。異なる壁厚・床厚から空間ができ、複雑なレベル差により、それぞれの機能の動線・視線は導かれる。掘削したところから入る光は幾重にも重なることで光の層を生み出す。 |
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佐賀大学 平瀬研究室による提案「木と光の積層」 |
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スプマンテ |
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08 第一工業大学 根本研究室 |
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メンバー |
今別府梓・平峯伸宏・下村俊介・室屋省太・ 山下浩平・米森幸太郎・辻雄一郎
麻生建築 & デザイン専門学校 CAD 科:大場大聖・小田桐尚矢・久保伸太郎
田中勝利・尾鶴美奈・牧野沙弥佳
木構造システム株式会社・SN2 スタジオ |
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球形の木材を軽快に立ち上る泡に見立て、積み上げた構造体。球体同士はダボ(拡張樹脂アンカー工法)で連結し、一部で立体トラス状に組み合わせ、壁や床、家具となって連続する。アクティビティを敷地の奥に誘引するこの地域の空間形態を継承した提案。 |
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第一工業大学 根本研究室による提案「スプマンテ」 |
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天神ツリービル 2012 |
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09 福岡大学 高木チーム |
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メンバー |
叢茂龍・村永知紘・西原輝匡・竹翔太郎・山根拓也 |
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鬱蒼とした5mピッチの有柱空間。その密度感は、上階へ上がるほど、木構造の枝振りは粗となり、天井高も増し、空間は明るく、開放されていきます。樹上を散歩する「都市の木造」。物販、飲食、事務所、小ホール、その他公共空間、知っているはずのあの場所の飛躍です。 |
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福岡大学 高木チームによる提案「天神ツリービル 2012」 |
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壁柱と柱壁 |
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10 福岡大学 宮崎チーム |
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メンバー |
薬師寺智也・新久保達也・大田敏郎・古城大地・橋口夏子 |
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柱を林立させることによる、壁構造の空間を提案します。柱の一本一本の「ずれ」による微細な揺らぎは集成材やRC造では表現できません。逞しさと繊細さを併せ持った列柱壁は、樹木という生物から切り出された木材の本来の姿を感じさせてくれます。 |
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福岡大学 宮崎チームによる提案「壁柱と柱壁」 |
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