今回のプロジェクトでは、オフィス構築の最終工程にあたる装飾関連、インテリアグリーンの計画、アート作品の展示、降って沸いた懇親会（おもてなし実践）に携わらせていただきました。
平面図とパースからオフィスの完成形を想像し、イメージするものを選定したり、配置したり、打合せも重ねましたが、現場に入ると。。。をお届けしたいと思います。
その前に。グリーンもアートも懇親会も、寶亀さんなくしては実現しなかったです、本当に頼りになり、お世話になりました。ありがとうございました！

鬼塚電気工事さんは、メセナ活動として、多くのアーティスト支援をされ、作品も所有されていらっしゃいます。その作品を新しいオフィスに展示したいとのお話がありました。

平面あり、立体あり、サイズも様々、重さはどのくらいなんでしょ？、個性が強すぎやしませんか？、これって光るの！これって動くの！、飾れる壁面・棚にも限りがありますし、と悩みながらも、展示場所を決めていきました。

が、実物を拝見し、各々の作品から放たれる力たるや写真とサイズ情報だけでは、はかりしれず。。。最適な展示場所を求めて、作品担いで現場を行ったり来たりとなりました。

現場に伺うと、中野マーク周作さん「鬼面」が選定した数量より多いのです。
作品を多めに持ってきていただいたとのこと、実物はやはりいい表情をしています。
想定していたお面の画像をレイアウトし用紙に印刷、現場に張って展示シュミレーションをしてみるも、これより増やすと照明の影になるし、階段に隠れるし、バランスが。。。どの鬼面にしようか、楽しくも悩ましい選定作業でした。

現場でバタバタしていると、鬼塚電気工事さんの歴史を伝える貴重な写真や資料があるとのこと。これを展示したいとのご要望がありました。
「お披露目まであと1日しかない！」
寶亀さんが市内に文具店があると、そこなら額装がお願い出来ると、写真と資料を抱えて急ぎお店へ。お店の方もとても親切で、いろいろとアドバイスをいただきながら、1日で仕上げていただけるとのことに。 ありがとう！コトブキヤ文具店さん。

季節は冬。 綺麗な葉が生い茂るのは春以降ということで、今はいい枝ぶりのグリーンが少ないとのこと。
さらには、年度末。早く発注かけないと、グリーンも鉢も在庫がなくなっていくそうで。。。
ということで、三光園さん（造園）に尾野社長と一緒にお伺いし、直接、選定することになりました。温室に入り、この葉っぱ面白いね、この形は良いねと見ていくうちに、なんだか選んでいる数が多くないかと、いや待て多いぞと。その後、別の店舗でも候補が上がり、各スペースに合わせて入替えながら最終調整。設えることができました。

とても嬉しいことに、竣工祝いにたくさんのグリーンが届いたとのこと。
送られてきた画像の数々を拝見し、数量、凄すぎませんかー！
しかも、種類も多い！個性的！
オフィス各所に再配置をして、まさにグリーンが溢れるオフィスとなりました。