特集秋田 

 

窓山デザインコンテストの審査会を終えて

文/ 加藤長光
 
 
 

とても素晴らしかった。
またまた多くの人のお世話になり、返しきれない程のご恩をいただきました。感謝しております。
関わった人の得意技が見事に決まった?イベントでした。
それぞれの得意技は、菅原(すぎっち)さんの顛末記からさっして下さい。
日本の文化は“杉の文化”であり、“さっする文化”ですから関係者の懐の深〜いお心を大切にしたいと思います。

応募された方々の若さ、感性の豊かさ、自由な表現に感激です。時代の大きな変わり目を実感しました。応募作品に自然と人、人と人の繋がりを有機的にしましょうとの思いがどの作品からも感じられます。

 
      みなさん、この笑顔です。さっしましょう。
 

これまで主に、世の中を動かしてきた合理主義的にモノ事を捉えるのとは違う感覚が若い人たちに芽生え、動きはじめたのでは?と思いました。
そして、審査会場に来てくれた若い受賞者たちに感激でした。
(内緒ですが)実は、受賞者の参加者から「加藤さんに会いに来た」との都合の良い声が聞こえて来たような気がしたこともあり、結果、太っ腹で懐の深さを証明する受賞者グループの全員を表彰式に招待となりました。5月27日が大変に楽しみで〜す。

優秀賞をはじめ応募作品の作者たちの心を大切にすることは勿論のこと、地元の若い人たちの思いも併せて目に見える形にしたいものです。

これまで多くの人たちにお世話になりました。
しかし、今ではそのお世話になった人のほとんどは身近にいません。
私が遠く離れたり、恩人が離れて行ったり、事情は様々です。
いただいたお世話の何かの分、少しでも私の近くにいる若い人に初夏(表彰式の頃)からはじまるであろう『きみまち塾』を通してお裾分けできればと考えています。が、
まだまだ皆さんからお世話をいただくつもりも余裕もありますので、今後ともよろしくお願いします。

 
  窓山デザインコンテストの審査会場。祭のあと。
   
 
 
  ●<かとう・ながみつ>
モクネット事業協同組合理事長 http://mokunet.or.jp/
   
   
   
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